スウェーデンの森林

  • Treasures_of_the_Forest_icon

    Treasures of the Forest Photo: .

  • NAT033615

    Treasures of the Forest Photo: Kenneth Bengtsson

国土の3分の2(約2,800万ヘクタール)が森林に覆われているスウェーデンにとって、森林は重要な天然資源です。

計画的かつ積極的な植林の結果、スウェーデンの森林蓄積量は1920年代半ばから約75%増加し、現在は約32 億立方メートルに達しています。その8割は針葉樹です。

スウェーデンの生産林は、その半分を個人が保有しています。そして、約4分の1を林業関係などの企業が、約5分の1を国やその他の公的機関が保有しています。

スウェーデンの生産林の面積は、世界の生産林の1%足らずに過ぎませんが、スウェーデンはグローバル市場で取引される製材、パルプ、紙の1割を生産 しています。製材と紙では世界3位、パルプでは世界5位の輸出国です。スウェーデンの森林資源の半分以上が、製材をはじめとする木材製品の製造に使われま す。以下は、森林資源を原料につくられる主な製品です。

-          製材

-          パルプ

-          紙、板紙

-          その他木材製品(繊維板、パーチクルボードなど)

-          バイオエネルギー

-          セルロースナノファイバー(CNF)、トールオイルなどの新製品

森林は農村地域を中心に男女を問わず、多くの就業機会を創出しています。スウェーデンの森林保有者の38%は女性であり、多くの女性が林業分野で就業しています。

また、スウェーデン人にとって森林は、大切なアウトドア、レジャーの場です。スウェーデンには、すべての国民は自由に森林へ立ち入り、活動すること ができるというユニークな権利「自然享受権」があります。私有林であっても、誰でも許可なく森林に入り、ウォーキングやサイクリング、スキーなどを楽しむ 権利が憲法で保障されているのです。キノコを採ったり、ベリー類や花を摘んだり、キャンプで一夜を過ごしたりすることもできます。ただし、森林を訪れる人 は環境を汚してはならず、保有者のプライバシーを尊重することが義務づけられています。

2016年3月8日にスウェーデン大使館で、森林のさまざまな恵みについてのセミナーを開催いたします。詳しくは、こちらをご覧ください。